株式会社アイコー

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豆知識 / 技術情報

表面処理業務に携わる上で、知っておくと便利な知識、テクニック、業界用語をご紹介します。

【環境負荷物質関連:高懸念物質SVHC第33次候補の3物質が公開されました】

REACH規則SVHC高懸念物質は、第33次物質の候補3物質が公開されました。パブリックコメント募集は4/14までで締め切られており、近く確定される予定です。弊社品質管理課では引き続きアイコー製品における不使用証明書を発行しておりますが、可能性のある候補3物質については非含有であることをお伝えいたします。

第33次物質候補①
        →1,1,1,3,5,5,5-ヘプタメチル-3-[(トリメチルシリル)オキシ]-トリシロキサン
        →1,1,1,3,5,5,5-heptamethyl-3-[(trimethylsilyl)oxy]trisiloxan
        →cas RN 17928-28-8
        →EC No. 241-867-7
        →e)vPvB(極めて難分解性であり生物濃縮性が非常に高い)
第33次物質候補②
        →デカメチルテトラシロキサン
        →decamethyltetrasiloxane
        →cas RN 141-62-8
        →EC No. 205-491-7
        →e)vPvB(極めて難分解性であり生物濃縮性が非常に高い)
第33次物質候補③
        →テトラ(ナトリウム・カリウム)
         7-[(E)-{2-アセトアミド-4-[(E)-(4-{[4-クロロ-6-({2-[4-フルオロ-6-{[4-(ビニルスルホニル)フェニル]アミノ}
         -1,3,5-トリアジン-2-イル)アミノ]プロピル}アミノ)
         -1,3,5-トリアジン-2-イル]アミノ}-5-スルホネート-1-ナフチル)ジアゼニル]-5-メトキシフェニル}ジアゼニル]
         -1,3,6-ナフタレントリスルホネート; Reactive Brown 51
        →tetra(sodium/potassium)
         7-[(E)-{2-acetamido-4-[(E)-(4-{[4-chloro-6-({2-[4-fluoro
         -6-{[4-(vinylsulfonyl)phenyl]amino}-1,3,5-triazine-2-yl)amino]propyl}amino)
         -1,3,5-triazine-2-yl]amino}-5-sulfonate-1-naphtyl)diazenyl]
         -5-methoxyphenyl}diazenyl]-1,3,6-naphtalenetrisulfonate; Reactive Brown 51
        →cas RN –
        →EC No. 466-490-7
        →c)Toxic for Reproduction(生殖毒性あり)

【環境負荷物質関連:ChemSHERPA-CIのバージョンアップ、2025年4月現在】

環境負荷物質関連の調査報告書で、ケムシェルパ、ChemSHERPA-CIのバージョンは只今、
【Ver.2.11.00】で発行しております。(2025年4月現在)

【環境負荷物質関連:高懸念物質SVHC第32次候補の6物質が公開されました】

REACH規則SVHC高懸念物質は、第32次物質の候補6物質が公開されました。現在はパブリックコメント募集中で近く確定される予定です。弊社品質管理課にて、引き続きアイコー製品における不使用証明書を発行しておりますが、可能性のある候補6物質については非含有であることをお伝えいたします。

第32次物質候補①
        6-[(C10-C13)-アルキル-(分岐、不飽和)-2,5-ジオキソピロリジン-1-イル]ヘキサン酸
        6-[(C10-C13)-alkyl-(branched,unsaturated)-2,5-dioxopyrrolidin-1-yl]hexanoic acid
        CAS No.2156592-54-8
        生殖毒性(Toxic for Reproduction)
第32次物質候補②
        O,O,O-トリフェニルホスホロチオエート
        O,O,O-triphenyl phosphorothioate
        CAS No.597-82-0
        難分解性、生物蓄積性、有毒な物質(PBT)
第32次物質候補③
        オクタメチルトリシロキサン
        Octamethyltrisiloxane
        Cas No.107-51-7
        極めて難分解性で生物蓄積性が非常に高い物質(vPvB)
第32次候補物質④
        パーフルアミン
        Perfluamine
        Cas No.338-83-0
        極めて難分解性で生物蓄積性が非常に高い物質(vPvB)
第32次候補物質⑤
        トリフェニルチオフォスフェートとそのtert-ブチル化フェニル誘導体の反応生成物
        Reaction mass of: triphenylthiophospate and tertiary butylated phenyl derivaties
        Cas No.192268-65-8
        難分解性、生物蓄積性、有毒な物質(PBT)
第32次候補物質⑥
        トリス(4-ノニルフェニル、分岐および直鎖)ホスファイト
        Tris(4-nonylphenyl, branched and linear)phosphaite
        Cas No. —
        環境に対する内分泌攪乱性(Endocrine disrupting properties- environment)

【環境負荷物質関連:高懸念物質SVHC第31次物質が決定されました】

REACH規則SVHC高懸念物質は、第31次物質が決定されて合計241物質になりました。弊社品質管理課にて、引き続きアイコー製品における不使用証明書を発行しております。

第31次物質 ビス(α、αージメチルベンジル)パーオキサイド
      Bis(α,α-dimethylbenzyl)peroxide
      CAS No.80-43-3
      生殖毒性(Toxic for Reproduction)
      2024年6月28日公表

【技術資料:外観型クロメート処理の不良と対策】

技術資料として、外観型クロメート処理における不良とその対策についてご紹介しますのでご参考ください。資料はPDF形式になっております。下記リンク先を辿ってダウンロードしてください。

https://aikoh-japan.com/cms/wp-content/uploads/2024/07/外観型クロメート処理の不良と対策2024.07.pdf

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